現地校入学にあたって必要なワクチンで、日本では定期接種でないものとして、A型肝炎があることを渡米前に書きましたが、何と、それ以外にもたくさん、入学時に必要なワクチンがあることが判明しました。そして、定められたワクチンが接種できてないと、入学は不可!と結構厳しいようです。
具体的には、IPV(ポリオ)やTdap, Dtap(いわゆる3種混合の成人用と子供用)、それにインフルエンザ(この時期にもう打つの?って感じですが)です。
日本の4種混合ワクチン(ポリオと3種混合)の標準的な投与スケジュールは、生後3か月ぐらいで1回目の接種が始まり、1か月毎に3回接種。3回目の接種後1年ぐらいして4回目を打って終了。つまり、推奨されているスケジュール通りに打つと1歳半ぐらいで接種が終了することになります。
当然我が家の子供たちも、遅延なくすべての接種を完了していたので、問題なし!と勝手に判断していましたが、よくよく州の規定を見ると、「4歳以降に最終接種をすること」と書いてあることが判明。大急ぎでいろいろな方面に連絡をし、ワクチンを接種できるように手配しました。
コロナの影響もあって、対応している施設がかなり少なくなっているようで、なかなか大変でしたが、何とか無料で接種していただくことができました。
日本では前に書いたように、トラベルクリニックが十分機能していないところも多いので、もっと自分でしっかり調べておくんだったな~と反省しています。皆さま、特に、日本できちんと型どおりに打っている人ほど、お気をつけください。
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